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海底トンネルを通って東扇島へ (2015年8月)
道に迷いましたが、なんとか千鳥町にたどり着くことができました。ここに海底トンネルの入口があります。
千鳥町に入る橋を渡り、こんな道を進んでいきます。パイプだらけでした。
海に近いはずですが空気は少し悪かったです。薬品のような臭いがしました。
普通の人が自転車で走っていいのかどうか良く分からず、少し緊張しました。
川崎港海底トンネルの入口
左側の道を進むと、すぐにちどり公園に着きました。
ちどり公園の中で、人道入口の案内板を発見。
海底トンネルの換気所
この公園は結構きてますね。人気がなくて不気味です。
換気所の横に海底トンネルの入口を発見しました。
かなり薄気味悪いのですが、ここまで来たら入るしかありません。
うわ~ もう、帰ろうかと思いました。
一つ目の階段をおりると、もう一つ階段がありました。
自転車を端のスロープにのせて、押しておりていきます。
中は明るかったです。
更に、もう一つ長い階段がありました。かなり深いです。
海底なのでジメジメしていると思ったのですが、そうでもありませんでした。
でも、雨が降ったわけでもないのに、階段が濡れているんだなぁ...
天井の配管は塗装がはげていました。
階段をおりきったところ。
ひんやりしてました。
スピーカーから「ここは歩行者専用道路です...自転車は...」というアナウンスがずっと流れていました。
かなり不気味です。
トンネルの真ん中あたりまで進みました。
扉の向こうは車道なんですね。
後ろから自転車がやって来ました。
追いかけられる形になり、かなりこわかったです。
追い越してもらいました。
東扇島に着きました。
自転車を押しながら、あがって行きます。
壁が劣化してヒビが入っています。まあ、海底トンネルなので仕方がないですね。
千鳥町側も東扇島側も自動ドアは開いていました。
階段を上がって東扇島に無事到着。ホッとしました。
とにかく不気味だったので、また帰りも通ると思うとちょっと憂鬱。
川崎港海底トンネルは1979年に完成、人道は2004年に開放されたそうです。
建設費はなんと440億円! 当時の金額ですよね..
人道の出口は、島の北側にある小さな公園の中にありました。
公園を出ると、いきなり車が捨てられていて、ちょっとビビリました。
北斗の拳とかマッドマックスじゃあるまいし...
東扇島の真ん中を首都高湾岸線が横切っており、島が北側と南側に分断されています。
南側に行くためには、首都高を超える道を探す必要があります。
しかし、東扇島、荒れてますね...
ようやく南側に移動することができました。
川崎マリエンに行ってみます。
川崎マリエン
こんなところに立派すぎる...
川崎マリエンは後で寄ることにして、すぐ近くにある日本食肉流通センターに到着。
レストラン ミートアイランドで昼食にしたいと思います。
日本食肉流通センターの敷地に入りました。
今日は土曜日なので閑散としています。
ビルの窓にミートアイランドと書いてありました。
自転車を停めて、入口から入ります。
エレベーターで3階に向かいます。
14時の閉店前になんとか到着。
食肉センターの中にあるレストランなので肉メインかと思いきや魚関係のメニューも多いです。
もうすぐ閉店なので隣の部屋でお願いします、と言われ、前払いで会計を済ませた後、レストランの隣の休憩室のようなところでしばらく待ちました。
窓から川崎マリエンと大きな船が見えました。
サーロインステーキとどちらにするか悩みましたが、クジラ定食をたのみました。900円
クジラの刺身
見た目と違ってあまり食べごたえはありませんでした。ちょっと残念。
クジラの竜田揚げ
昔、給食で食べた味。おいしかったです。
お腹もいっぱいになったので、食肉センターを後にして東扇島を散策します。
川崎マリエンの前に大きな船が泊まっていました。
この島で災害にあってしまうと、逃げ場がないですね。
再び川崎マリエンにやって来ました。
上の方に人影が見えたので、もしかして展望フロアがあるのかと思い、少し寄ってみました。
千鳥町のコンビナートのあたりから空気が悪いなぁと思っていたのですが光化学スモッグ注意報が出ていました。
自転車では、どうしようもないですね。
10階に無料の展望室がありました。
川崎マリエンの中に入ってみました。
土曜日の午後ですが、ガラ~ン
パックマンに似ているイメージキャラクター。
展望フロア直行のエレベーターに乗りました。
夜景はきれいなんでしょうね。
あまり見たくなかったのですが、ビルはけっこう傷んでいるのかもしれません。
展望フロアに到着。
大きな船の後ろから、次々と車が入って行きました。
スバル車を積み込んでいるようです。
壁にはいろいろな展示物が飾ってありました。
窓の下にも、窓から見えるものが紹介されています。
東燃ゼネラル石油のシーバースに、タンカーが泊まっていました。
なかなか見られない光景にちょっと感動。
遠くに風の塔が見えました。
東京湾アクアラインの海底トンネルの換気塔だそうです。
日本食肉流通センターの冷蔵倉庫
向こうに浮島のコンビナートが見えました。
川崎マリエンの裏で、テニスやバーベキューができるようです。
遠くの方で、船に何かを積み込んでいました。
東扇島の西側のガントリークレーン
遠くに見えるのは扇島。一般の人は立入禁止だそうです。
日本で貨物取扱量が一番多い港は名古屋港なんですね。
一般人立入禁止の扇島の空撮写真がありました。
東側はJEFスチールの原料ヤードになっているようです。
日本にこんなところがあるのですね。
展望フロアを一周して、下におりました。
ダイヤブロックの川崎マリエン
2階は展示室になっていました。
昔は海苔が取れたのですね...
トレーニングジムもありました。
1階におりると、サメの剥製が展示されていました。
なんだかよく分かりません...
川崎マリエンの展望フロアは素晴らしかったのですが、かなりの維持費がかかりそうで、川崎市も大変ですね。
川崎マリエンを後にして、東扇島西公園に向かいます。
先ほど展望フロアから見えた船
どうやらスクラップを積んでいるようです。
駐車場だと思ったのですが、よく見るとすべての車にナンバープレートが付いていませんでした。
なぜか路駐している車にも、ほとんどナンバープレートが付いていません。
川崎港コンテナターミナルのガントリークレーン
不法投棄?東扇島まで車を捨てにくるのでしょうか。
川崎市港湾局の警告書
バイクのディーラー
輸出用のスーパーカブ?
東扇島西公園に到着。
海の向こうは扇島、鉄を作るための鉄鉱石や石炭の貯蔵場所
東扇島の中でも、この公園はきちんと手入れがされていました。
海に面した横長の公園です。
この先ずっと釣り場が続きます。
東京汽船のタグボート、明石丸
東扇島西公園の端まで来ました。
後ろは先ほど見たガントリークレーン
自動車運搬船がやって来ました。
Glovis Splendorという船で、なんと総トン数 6万5千トン
野良猫発見
痩せていました。
皆さん、楽しそうですね。
まわりにたくさんの工場がありますが、釣った魚ってどうするのでしょう...
さようなら~ これからどこに行くのでしょうね。
東扇島西公園を後にして、東扇島の反対側にある東扇島東公園まで行きたいと思います。
途中はこんな感じでした。倉庫が多いです。
光化学スモッグになるぐらい日差しが強く、とても暑かったです。
東扇島にはコンビニはたくさんありました。
途中のローソンでガリガリ君を食べて休憩。暑かったので、店の中でいただきました。
東扇島東公園に到着。
こちらの公園は釣り禁止。
災害時には防災拠点となるそうです。
芝生広場
からだを焼いている人がいました。
釣り、やってますね....
対岸に見えるのが千鳥町にある東京電力の川崎火力発電所
浮島にある東燃ゼネラル石油の石油タンク
先端から炎が見えました。油田みたいだなと思いました。
首都高の川崎浮島ジャンクション、と海底トンネルの換気塔
東扇島側の換気塔、とヘリポート
潮風デッキ
海沿いに遊歩道があったので、道なりに進んでみました。
行き止まりとなってしまいました。
ここからも風の塔が見えました。
ネーミングがドラクエみたいで、かっこいいと思いました。
人工海浜、かわさきの浜
遊泳禁止のロープが張られていました。
16時をすぎたので、そろそろ帰りたいと思います。
人道のある公園に戻って来ました。
本日2回目ですが、まだ慣れないですね。抵抗あります。
この雰囲気は他では味わえないですね。
後ろから自転車のオジサンが来たので、先に行ってもらいました。
オジサンは、すぐに見えなくなってしまいました。
歩行者とすれ違い、驚きました。
天井にマンホール
この上、海ですよね...
一酸化炭素検出装置
なんか、いろいろヤバそう。
向こうから、もう1台自転車がやって来ました。
夕方になると交通量が増えるようです。
千鳥町側に到着
階段はべちょべちょでした。
今日は晴れてますが...
海底トンネルを通って、無事戻って来ることができてホッとしました。
また来たいかと言われると、かなり微妙。
千鳥町の工業地帯を通って帰ります。
とある工場の中はこんな感じ
夜光の交差点
なにこのネーミングセンス
そのまま道なりに国道132号線を進み、途中で曲がって産業道路を品川方面に向かいます。
小島新田付近で、たくさんのマンションが修繕中でした。
産業道路駅の横の踏切
産業道路の大師橋を渡って東京都に戻ります。
かっこいい橋ですね。
多摩川の川べりのテント村
多摩川を超えて東京都に入りました。
さようなら、川崎!
思いのほか長い距離を走ることになりましたが、見どころ満載で楽しかったです。
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