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釧路と根室の旅 (2015年8月)
Day 1
3泊4日で釧路湿原、霧多布、根室に行ってきました。
いつもの京急で羽田空港に向かいました。
自転車の折りたたみと輪行バッグへの収納も、随分慣れました。
羽田空港で自転車を預けます。チェックイン時に係員の方が来るまで少しだけ待ちましたが、待っている間、カウンターのお姉さんから、「自転車を持っていく人、多いですね。トライアスロンですか?がんばってくださいね!」と、励ましの言葉をいただきました。
めちゃめちゃ忙しいのに、このホスピタリティは素晴らしいです。さすが日本の航空会社です。
セキュリティを通って搭乗口に向かいます。
今日の飛行機はボーイング737-800
8時10分発の釧路行きに乗ります。
飛行機の窓からANAのボーイング787が見えました。かっこいい!
国内線で乗るならANAですよね..
東京湾のゴミの埋立地と、その奥に東京ゲートブリッジが見えました。
特徴的な形の橋なので、遠くから見ても良く分かります。
空港でロースカツサンドを買いました。
うますぎて申し訳ないス、というキャッチコピーにひかれました。
このカツサンドは本当においしかったです。
キャベツがはさんであったのが、ポイント高いです。
1時間半ほどのフライトで、10時に釧路空港に到着。
ターミナルビルを出たところに、タンチョウヅルの像がありました。
鹿もいました。
熊もいました。
牛もいました。
北海道らしいですね。
【釧路空港から釧路市湿原展望台へ】
まず、釧路湿原の展望台に向かいたいと思います。
釧路空港は山の上にあって、国道240号(まりも国道)まで2~3km、ずっと坂を下っていきます。
また、タンチョウヅルの像が。
まりも国道に到着。
このまま直進します。
気温は20度ぐらいでした。坂を下っている時は、少し寒いと思いました。
天気はくもり。湿気はなく、爽やかです。
ジメジメしていないので、走りやすかったです。
つきあたりで右折して鶴居方面に向かいます。
牛がいました。
この後、たくさん見ることになるのですが。
外でエサを食べている牛もいました。
少しニオイました。
釧路湿原目指して走っていると、向こうの原野に白い鳥が見えました。
早速、タンチョウヅルに遭遇。
この交差点を曲がって鶴居方面に向かいます。
釧路湿原展望台までずっと上り坂、、、
釧路湿原国立公園に入りました。
北海道らしい看板
【釧路市湿原展望台】
展望台に到着。
バス停が寂れているのが印象的でした。
駐車場から遠くに市街が見えました。
釧路港のガントリークレーンや巨大なサイロ?も見えました。
展望台に入ります。
上が展望室になっているようです。
中にはいろいろな展示物がありました。
湿原の遊歩道は周回コースとなっているようです。
めずらしく、ゆるキャラではなくリア充のアニメキャラ。
この先にも見どころはあるだろうと思い、展望台には行きませんでした。
遊歩道に向かいます。
1周1時間と聞いて悩みました。
この後、塘路駅まで走って、もし間に合えば15時のノロッコ号に乗りたいと思っていました。
ここで1時間使うのは痛いのですが、ここまで来て湿原に入らないと、何のために来たのか分かりません。
ヒグマ出没注意との立て看板がありました。
観光客も少ないし、熊と戦う勇気もないので、少し引いてしまいました。
結局、ここで遊歩道に入るのはやめておきました。
地図を見ると、この先にビジターセンターがあるようです。
たぶん、そこでも湿原の中に入れるだろうと思いました。
【釧路市湿原展望台から温根内ビジターセンターへ】
とりあえず、次のビジターセンターに向かって進みます。
鶴居村に入りました。
途中にサバイバルゲーム用の野外フィールドがありました。
こんな道を進んでいきます。
緩やかに下ったり、上ったり。
たまに右手に釧路湿原が見えましたが、素晴らしい景色でした。
【温根内ビジターセンター】
温根内ビジターセンターに到着。
駐車場はこんな感じ。
日曜の昼ですが、結構空いていました。
こちらにも湿原の中を周回する道がありました。
15時14分塘路発のノロッコ号に乗りたかったのですが、すでに12時すぎ。塘路駅まで残り30km程度あると思われ、ちょっと厳しい状況です。
ここまで来て何も見ないのも、もったいない気がしたので、ノロッコ号はあきらめて湿原を歩いて見て回ることにしました。
木の橋を降りて、湿原に向かいます。
バスに乗って年配のツアー客がたくさん来ていました。
この階段を上がってくるのはつらそうでした。
木道を下に降りながらずっと進みます。
10分ほどでビジターセンターに到着。
ここにトイレがあります。
ビジターセンターから先はいよいよ湿原の中に入っていきます。
木道のところどころにこういった湿原に関する解説がありました。
トンボ発見。
ドクゼリ?
日本三大有毒植物とか、、
木道から見える湿原の風景
ひたすら進みます。
またトンボがいました。
なぜか木道の上で止まるので、止まったトンボを撮ることに夢中になり、思わぬところでカメラのバッテリーを浪費してしまいました。
釧路湿原の成り立ち、おもしろいですね。
なんとなく、早くも秋の気配を感じました。
湿原なので、木道の下はこうなっているのですね。
ビジターセンターに戻るために、森に向かって歩きます。
誰もいなくて、かなり寂しいです。
これは熊が出てきたらアウト。湿原にはいないと思いますが..
温根内ビジターセンターと釧路湿原展望台の分岐点に到着。
二つの遊歩道はつながっているのですね。
なんと、以前、釧路湿原の横を列車が通っていたそうです。
昭和4年から昭和43年まで釧路市・鶴居村間に運行されたトロッコ列車、鶴居軌道雪幌線の線路跡を歩きます。
橋の跡ですね。
ノスタルジーを感じました。
ビジターセンターに戻り、中に入ると、自然伝言板がありました。
残念ながら私は出会うことはありませんでしたが、キツネや鹿やタンチョウもいたのですね。
ここから塘路駅まで約30km
ただ今、13時。
空港からここまで約20kmですが、なんと既に3時間経ってます.....
このまま進んで塘路駅に向かうのか、来た道を引き返して釧路市街に向かうのか、少し悩みました。
せっかく来たことだし、18時12分塘路発釧路行の列車を目指して塘路駅に向かうことにしました。
とりあえず階段を登って駐車場に戻ります。
【鶴居村で昼食】
鶴居村方面に向かい、昼メシにしたいと思います。
安倍ちゃん発見。
向こう側にも安倍ちゃん。
と思っていたら、セイコーマートが見えました。
この先、塘路駅までコンビニはありません。
飲み物など補給するために寄ってみました。
おおっ、北海道限定アイス
やはり北海道といえばセイコーマート
とうきびモナカを買いました。
本当にとうきび味。おいしかった。☆☆☆
森の中の住宅地、、分譲中?
牛が放牧されていました。
とある牧場の入口
昔の車掌車と、こちらを見つめるロバ
干し草製造中?
北海道らしい光景
ゆるやかな上りと下りが続きますが、風景が素晴らしいので走っていてあきません。
走っていてすごい気になったのは、路側帯にトンボの死骸がたくさん落ちていること。とにかく多い。
おそらく、自動車にはねられたのかな。
鶴居村と塘路駅方面の分かれ道に到着。
鶴居村の方に進み、少し先にあるレストラン「どれみふぁ空」で昼メシにします。
色紙がいっぱい貼ってありました。なかなか有名店のようです。
窓からきれいな庭園が見えました。店の中から庭園に出ることもできます。
一押しは白いカレー?
ミルク系のカレーは変化球すぎて少し悩みましたが挑戦してみました。
丹頂カレーがやってきました。
カレーといっても、タイカレーでした。
少し辛かったですが、おいしかったです。☆☆☆
カツカレーと迷ったのですが、丹頂カレーにはデザートが付いてきます。
牛乳ソフトクリーム、これはおいしかった!☆☆☆☆
小ぎれいなレストランで、良かったです。
食べている途中でT国の観光客を乗せたツアーバスが到着、落ち着いた雰囲気が一瞬にして吹き飛びました。とはいえ、観光客は少ないより多い方が良いので悩ましいですね。
食べ終わってから庭園に出てみました。
遠くに白い物体が。
かなり遠くに数羽のタンチョウが見えました。
腹ごしらえも済んだので塘路駅に向かって進みたいと思います。
【鶴居 ~ コッタロ湿原展望台】
先ほどの分かれ道まで戻り、コッタロ湿原展望台方面に向かいます。
牛横断注意
堆肥づくり?
小屋との行き来で牛が道路を渡るようです。
道端から眺めていると、なぜか寄ってきました。
北海道の景色は素晴らしいですね。
こんな道を延々と自転車で走ります。
他の自転車をまったく見かけなかったので、ちょっと不安でした。
タンチョウ発見
本日3回目
3羽いました。
鶴居どさんこ牧場のすぐ近くでした。
建物の中で、乗馬のレクチャーをしていました。
こういった、ずーっと続く坂が多かったので、ちょっとキツかったです。
あきらめて自転車を押して歩くことも多々ありました。まあ、体力がないので仕方がありません。
コッタロ湿原展望台まであと10km
とうもろこし、じゃなくて、とうきび
菜の花畑
こんな道がず~っと続きます。
また、牛
名もない交差点を右に曲がり、コッタロ湿原展望台まであと3kmのところまで来ました。
馬がいました。
たまに、森の中に道があるけど、この先、気になります。
水源林の保護地だそうです。
こういうところが外国資本に買い占められちゃっているってことなのかな。
再び釧路湿原国立公園に入ります。
急に道が悪くなってきました。
何年も補修されていない感じ。
木々の合間から釧路湿原が見えました!
車はほとんど通りませんが路側帯もなし。
コッタロの手前はちょっとした峠越えみたいな感じ。
下り坂の途中でコッタロ湿原の看板があったので、少し休憩
釧路湿原がはっきり見えました。
遠くに見えるのはたぶん茅沼温泉
【コッタロ湿原展望台】
少し走ってコッタロ展望台に到着。
ここまで50km近く走って、かなり疲れました。
ですよね。
うわ~
せっかくなので展望台に登ってみます。
もうフラフラですが、がんばって登ります。
階段を登った後も、登り坂が続きます。
また、階段、、、
登りきったところで湿原が見えました!
展望台と望遠鏡
おー、すごい景色
展望台の南側
コッタロ湿原展望台では素晴らしい景色を堪能することができました。
登って来た道を下まで降りて、塘路駅を目指して出発。
【コッタロ湿原展望台から塘路駅まで、途中すごい砂利道がありました】
コッタロ湿原展望台から間もなく、なんと砂利道になりました。
しばらく進むと、砂利道どころか石ころだらけの道になりました。
後ろから車が来たら嫌だなと思いつつ、轍の上を進みます。
途中で釧路川の川べりに近づけるところがありました。
人間様、何でもアリですね。
カヌーはOKなんですね。そういえばツアーの広告を見たことがあります。
釧路川に近寄ってみましたが、人間が土足で踏み込むところではないのかなと思いました。
また砂利道を進みます。どんどんヒドくなっていきます。
気を抜くと石にタイヤを取られそうになるので、とにかく転ばないように集中しました。
まわりの景色を見ている余裕もありません。ここでパンクしたらおしまいですね。
でも、塘路駅にたどり着くためには、この道しかないんですよね...
もう17時です。
道も悪いし、日も暮れそうだし、18時12分の列車に乗らねば、とだんだん焦ってきました。
釧路川を渡る橋がありました。
釧路川は静かに渦巻いていました。
橋を渡ってもまだまだ砂利道は続きましたが、なんと、コッタロ湿原展望台方面に向かうママチャリのおばちゃんとすれ違いました。もう日が暮れるよー、と心の中で叫びましたが行ってしまいました、、、
この先に踏切があるようです。
どうやら塘路の近くにたどり着いたようでホッとしました。
なんとか列車に間に合いそうです。
釧網本線の踏切
この6kmは長かった...
よく見ると、いろいろなところに砂利道と書いてありますね。事前のリサーチが甘かったです。
なぜ、コッタロ湿原展望台のまわりで自転車を見かけなかったのか、よく分かりました。
この近くにも展望台あるようです。
列車まであと1時間あるので、寄ってみたいと思います。
おもしろい模様の雲でした。
サルボ展望台の入口は立入禁止となっていました。
迂回路もあるようですが、あきらめます。
塘路湖を左手に見ながら塘路駅に向かいます。
これがまた美しかった。
国道391号線を進みます。
歩道側に古い橋がかかっていたので、記念に撮りました。
並行してかかっている釧網本線の鉄橋が見えました。
17:30に塘路駅に到着。ホッとしました。
ここでレンタルサイクルをやっているようです。
先ほどすれ違ったオバチャンはあきらめたようで戻って来ました。
塘路駅前
自転車を折りたたんで輪行バッグにしまい、駅に入ります。
【JR釧網本線で塘路から釧路へ】
無人駅で改札はなし。
ホームに入って列車を待ちます。
釧路の方から列車がやってきました。
久しぶりに気動車を見ました。かっこいい!
向かいのホームに止まりました。
奥に保線用のディーゼル機関車が見えます。
釧路行きもやってきました。
単線なので塘路駅で上りと下りがすれ違うのですね。
キハ54
少しずつ暗くなってきました。
列車の中
両端は縦向きのロングシート、それ以外は進行方向を向いたクロスシートでした。
ただ座っているのも退屈なので、列車の前の方に行ってみました。
これは迫力ありました。セキュリティ、大丈夫かと思いましたが、運転席も良く見えました。
車窓から岩保木水門が見えました。
ちょうど夕暮れ時でした。
釧路駅に到着。
向かいのホームに特急おおぞら札幌行きが止まっていました。
鉄道の旅はいいですね。自転車も楽しいですが、つらいことも多いかな... さて、ホテルに向かいたいと思います。
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☆☆ 1日目の夜 @ 釧路 ☆☆
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本日の宿は駅近のホテルです。
釧路ロイヤルイン
駅から自転車で1~2分の距離でした。
小ぎれいなホテルでした。
部屋は少し狭いのですが、朝食付きで約6千円。まあ仕方がありません。
晩メシを求めて、ふたたび外に出てみましたが、、、
道は広いのですが、人がほとんどいませんね。店もないし。
牛丼チェーンのない街は珍しいと思いました。
駅前から幣舞橋までやって来ました。
ここ末広町という繁華街のはずですが、、
客引きもいません。
ちなみに日曜日の19:30です...
鶏の唐揚げが好きなのでザンギを食べようと思ったのですが、お目当ての店は閉まっていました。
もう1軒、行こうと思っていた店も閉まっていました。
仕方がないので釧路ラーメンでも食べようと思ったのですが、ここも閉まっていました。
ぜんぜん店がやっていないので、釧路フィッシャーマンズワーフという観光スポットに来てみました。
釧路フィッシャーマンズワーフは既に閉まっていましたが(早すぎる..)、幸いなことに上のレストラン街はまだやっていました。
なんとなく期待が持てそうです。
ザンギの横綱は閉まっていました.....
全体的にもう少し商売熱心になってもいいかも。
どうしてもザンギが食べたかったので、食事処に入りました。
コーラで乾杯。お疲れさま。
ザンギ定食をたのみました。☆☆☆
疲れていたのか、これだけで店を後にしました。
本屋でも寄ってくかな、、と思い、釧路駅に向かいます。
8月下旬で16度でした。
釧路駅前に到着
フィッシャーマンズワーフから自転車で5分ぐらい
駅前のビル
店は退去していたようですが、懐かしい看板を見つけました。
駅前に本屋ないですね..
パチンコ屋も閑散としています。
地下道を通って駅の北側に行ってみることにしました。
立派な地下道です。
誰もいなくて、かなり恐かったです。
結局、通り抜けるまで、誰も来なかったです。
釧路駅北口に出ました。
ザンギの店がありましたが、閉まってました...
駅前の大通りに出ようと思ったのですが、誰もいないじゃん、、
飲み屋街らしきものがありましたが、暗くて恐くて近づけませんでした。
釧路駅北口前の大通り
もう、おとなしくホテルに帰ることにします...
ローソンでいろはすを買いました。
北海道限定?ハスカップ味
この3本を次の日背負うことになり、後になって少し後悔。
今日は釧路湿原をグルっと回って、約58km走りました。
何もすることがないし疲れたので、明日に備えてすぐに寝ました。
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☆☆ 2日目 厚岸~霧多布 ☆☆
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今日は霧多布湿原に向かいます。
すぐ近くの釧路駅から8時11分釧路発の花咲線に乗るので、少し早めに朝食に行きました。
朝食はホテルの最上階のバフェです。
一番乗りだと思ったのですが、すでに何人か来ていました。
さすが北海道。地物、道産が多いです。
あまり食欲がなかったのでこれぐらいにしておきました。☆☆
この朝食付きで6千円はすごいコスパです。
レストランから釧路駅が見えました。
車が少ないからなのか、なんとなく寂しい光景だと思いました。
昨夜、地下道を通って行ってみた釧路駅北口方面も見ることができました。
鉄道が寂れてしまったので、駅のまわりの価値も下がってしまったのでしょうね。
部屋に戻ると道新が挟まっていました。
安保法案の運用上の問題点を説明していました。
マンガだと分かりやすいですね。
部屋からのビュー
和商市場が見えます。
荷物をまとめて、折りたたんだ自転車を外に運び、釧路ロイヤルインを後にします。
駅の周りは何もありませんが、泊まるだけなら良いホテルだと思いました。
少し時間があったので、釧路川にかかる幣舞橋まで自転車で走ってみました。
反対側には漁船が見えました。
右手は昨夜立ち寄ったフィッシャーマンズワーフ
釧路駅に戻ります。幣舞橋から自転車で5分ぐらい。
20万都市の駅前にしてはちょっと寂しいと思いました。
釧路駅は昔の国鉄のターミナル駅って感じです。
大きなビルですが上の階に店は入っていないようでした。
駅に着いて自転車を輪行バッグにしまい、切符を買って改札に向かいます。
すでに根室行きの列車がとまっていました。
定刻通りに出発。
東釧路駅
いい感じの駅舎です。
ここで花咲線(根室本線)と釧網本線に分かれます。
途中、車窓から大きな橋を作っているのが見えました。
高速道路でしょうか。なんだかな...
門静駅
だんだん駅舎がショボくなってきました。
運転席の後ろに立って、前方をずっと見ていました。
次の厚岸で降ります。
1時間弱で厚岸に到着
花咲線とはしばらくお別れです。
カキの産地なんですね。
駅前...
駅舎の脇で折りたたみ自転車をセットアップ。高架橋がありました。
花咲線は単線ですが、昔はもっとたくさん列車が走っていて、この駅ですれ違ったのでしょうね。
厚岸駅
有人駅でした。駅の中に売店もありました。
さて、霧多布に向かいます。
厚岸駅前のメインストリート?
人通りが無いですね...
大通り沿いに、なかなかいい感じの店がありました。
厚岸漁港
大通りからすぐ入ったところに漁港があったので、立ち寄ってみました。
すごい装備の漁船がとまっていました。
サンマ漁船でしょうか。集魚灯がかっこいいです。
倉庫の中に、厚岸産の牡蠣の水槽が見えました。
札に、カキえもん、ナガえもん、マルえもん、とブランド名が書かれています。
オオセグロカモメ
厚岸の町の鳥だそうです。
屋根にカモメがたくさんとまっていました。
港から厚岸大橋が見えました。
製氷冷凍工場
港を後にして霧多布に向かいます。
厚岸産のカキを食べたいと思いましたが、残念ながら店は見当たりませんでした。
厚岸大橋の入口にやって来ました。
橋を渡って対岸に向かいます。
右手は太平洋の厚岸湾
厚岸漁港が見えました。
左手は厚岸湖
手前は海で分断されているもう一つの厚岸の町(湖南地区)
橋ができる前は不便だったのでしょうね。
橋にもたくさんカモメがとまっていました。
厚岸湖
橋を渡り終えたところに小型の漁船がたくさん並んでいました。
湖南地区の中心にやってきました。
こちらも人気はなく、寂しい街並みでした。
湖南地区の港にやってきました。
漁船がたくさんとまっていましたが、期待していた寿司屋や食堂を見つけることはできませんでした。
寄り道ばかりで先に進みませんが、そろそろ霧多布に向かいます。
厚岸湖沿いの道を霧多布に向かって進む途中、町のハズレにセイコーマートがありました。
まだ午前中ですが北海道メロンアイスを買って食べました。☆☆
道道123号別海厚岸線を走ります。
途中、菜の花畑がありました。
素晴らしい景色でした。
こういうところに気軽に立ち寄れるのが自転車の良いところ、だと思います。
緩やかな坂を上って行きます。
体力の無い自分にとっては、坂と風が自転車の辛いところ。
路側帯を走りますが、なんか汚い、、、
箱ティッシュは何度か見かけました。
スーパーで売ってる寿司
メガネ....
あると思った。
強強打破...
しまじろう...
外にポイするって、どんな親なんでしょう。
民度低いですね...
坂を登りきったところに道有林がありました。
厚岸湖と太平洋に挟まれた半島?はずっとこんな道でした。
あやめヶ原、というところの入口にパーキングエリアがありました。
パーキングエリアには誰もいませんでした。
公衆トイレに入りましたが、ちょっと恐かったです。
木々の合間から太平洋が見えました!
鹿を発見。
今回の旅で鹿を見たのはこの1回だけ。
道路に太平洋シーサイドラインという名前が付いていますが、その割にはまったく太平洋が見えません。
途中、いくつか林道がありました。
どこに辿り着くのか分かりませんが、いつか走ってみたいです。普通の自転車ではちょっと厳しそうですが。
ようやく森を抜けて太平洋に出ることができました。
ここまで長かった...
波は結構荒かったです。
道を挟んで反対側はこんな光景でした。どこに行っても素晴らしいです。
浜中町に入ります。
また森の中か...
厚岸を出発して20km走りましたが、ようやく町が見えてきました。
藻散布と書いて、もちりっぷ、と読むそうです。おもしろいですね。
ちりっぷ漁港
寿司屋でもないかな~と期待しましたが何もありませんでした。
道路に昆布が落ちていました。
何もなさそうなので、先に進みます。
トンネルがありました。これは予想外。
幸い、車の行き来がなかったので助かりました。
トンネルを抜けると、すぐに隣の集落に着きました。
それにしても店がない...
ここは火散布、ひちりっぷ、という集落だそうです。
ルパンと不二子ちゃん?
また、上り....
結構疲れてきたので、少しこたえます。
坂を登りきって、渡散布、わたりちりっぷ、の集落に到着
安倍ちゃんポスター、よく見かけますね。
しばらく進むと、霧多布湿原が見えました!
もし遭遇したら、と思うとちょっと不安です。
13時半になってしまいましたが、ようやく霧多布湿原を一望できる琵琶瀬展望台に到着。
いくつか店があるのでここで少し休憩します。
数軒、食べることができる店がありましたが、湿原ユートピアというレストランに入ります。
なんと釧路ナンバーのNSXがとまっていました。
もしかして漁師の方?すごいなぁ。
厚岸でカキを食べそびれたので、カキフライ定食をたのみました。
小奇麗なレストランでした。
カキフライ定食がやって来ました。カキはちょっと小ぶりですね.. ☆☆
8月後半にもかかわらず外はやや肌寒かったので、屋内で食べることができて良かったです。
食べ終わった後、展望台に登ってみました。
目の前の看板には こんぶの故郷 浜中町 と書かれています。
霧多布湿原
素晴らしい光景でした。
湿原のすぐ横に町があるっていうのはちょっと微妙
できれば見たくなかったかな...
霧多布湿原の案内図
霧多布湿原を横断する道路を通って霧多布湿原センターに向かいます。
琵琶瀬展望台のあった高台から坂をくだって、湿原の近くまでやってきました。
右手は太平洋
嶮暮帰島(けんぼっきとう)が見えました。
「びわせ学校」のバス停。学校はもう無いようです。
霧多布湿原トラストというところに湿原に入る木道があったので、自転車をとめて歩いてみました。
木道の上を歩いて、湿原の中を通り抜けて行きます。
赤いススキ?
まだ8月下旬ですが、もう秋なんだなぁと思いました。
5分程度で木道の終点に到着。
川の向こうに湿原が広がっていました。
良く見ると、川沿いに電気の柵のようなものが見えます。
北太平洋シーサイドラインをしばらく進み、左折して霧多布湿原を横断する道に入りました。
湿原を横切る道にはMGロードという名前がついていました。
足元に、東経145度、北緯43度の目印発見。
MGロードを進んでいくと、手前の小高い丘の上に霧多布湿原センターが見えてきました。
霧多布湿原センターに到着。図書館みたいな建物です。
センターの中には、湿原に関する展示物がたくさんありました。
今、ここ。
今日の宿は、霧多布半島です。
湿原センターの外に出ると、霧多布湿原が一望できました。
遠くに見えるのは、左が霧多布半島、右が嶮暮帰島。
木道があったので、入ってみました。
早速、動物のうんこが落ちていました。何の動物でしょうね。
繁みを抜けると湿原に出ました。
釧路湿原と違って、木道にもあまり人の手が入っていない感じ。一瞬、先に進めるのか、と思いました。
こんな木道を歩いていきます。
木道の下には水が張っていました。
木道の終点に着きました。
木道はここまでで、その先に小径があったので、入ってみます。
木道から一転して、丘をのぼって行きます。
少し登ると下の方に水が見えて、渓流みたいな感じでした。
坂を登りきったところ。先ほど立ち寄った木道の終点が見えました。
菜の花畑がありました。
MGロードと、その先にある霧多布の町
コリンゴのこみちを登りきると、霧多布湿原センターの裏に戻って来ました。
なるほど、周回コースになっているわけですね。
霧多布湿原センターを後にして再びMGロードにやって来ました。
湿原に入る奴もいるんだろうなぁ。
MGロードを通り抜けたところにセイコーマートがあったので、少し休憩。
セイコーマートらしく北海道牛乳モナカを売っていたので食べてみました。リッチなおいしさと書いてあるとおり、これはおいしかった。☆☆☆
霧多布半島の入口までやって来ました。
この先に見える橋を超えると霧多布の町。
霧多布大橋
橋を渡って霧多布の町に入りました。
本日の宿泊先 旅館くりもと に到着。
町の真ん中の分かりやすい場所にありました。
16時すぎに霧多布の宿に到着しました。
想像以上に小ぎれいで立派な旅館でした。こういう宿だと、自転車の一人旅は、ちょっとバツが悪いです。
チェックイン時にヘルメットを持っていると、早くお風呂に入ってくださいね~、とほぼ必ず言われるのも、もう慣れたので気になりませんが。
部屋はしっかりシングル用だったので少し驚きました。
自分以外に、こんなところに一人で来る人もいるのか...
とりあえず、洗面台で洗濯物を洗ってハンガーに掛けた後、夕食までまだ時間があったので、また外に出てみました。町の散策がてら、霧多布岬まで行ってみたいと思います。
宿は目抜き通り沿いですが、人も車もほとんど見かけませんでした。
自転車で少し走ると、ルパン三世通りがありました。
いつものキャバクラの呼び込みみたいなスーツではなく、ここでは漁師のような格好でした。
通りの反対側には不二子ちゃん
PUB FUJIKO...
今ひとつ何の店か良く分かりませんでしたが、ルパンととっつぁんの店もありました。
次元のバー?
町中に廃墟となっている建物も散見されました。
この建物はライダーハウスだったようですが、昔はオートバイもたくさん来たのでしょうね。
町の外れに港がありました。
またまたカモメがたくさんいました。
近寄ると、目が合っちゃうんですよね。
これだけいると、ちょっと恐いです。
のんびりしていると日が暮れてしまうので、霧多布岬に向かいます。
霧多布半島の先端は高台になっていました。
霧多布温泉ゆうゆ、が見えました。町営の施設だそうです。
高台にあがってこんな道を進んでいきます。
途中、馬がいました。
突然、廃屋が3軒。
みやげ屋にラーメン屋
昔は観光バスに乗ってたくさん観光客が来たのでしょうね。
かなり大きな駐車場がありましたが、誰もいませんでした。
この先に展望台があるようですが、人気がなさすぎてちょっとこわいです。
あまりにこわすぎて、ダメだと分かっていたのですが、展望台まで自転車で行ってしまいました。
展望台
とにかく誰もいなくて怖かった。
きりたっぷ岬、北緯43度の旅...
せっかくの観光資源を活かしきれていない気がします。
遠くに灯台が見えたので、そちらに行ってみます。
途中、風車が見えました。
勢い良くまわっていました。
キャンプ場が見えました。
キャンプ場にはバンガローもありましたが、テントを張っている人もいました。
ちなみに、8月でしたが天気はどんより、しかも肌寒かったです。テントでキャンプは微妙かな。
灯台の手前で自転車をとめて、砂利道を歩いていきます。
こちらが本物?の霧多布岬のようです。
太平洋の波は荒かったです。
灯台までやってまいりましたが、中には入れず。
ここでおしまいと思ったのですが、灯台の裏に隠し通路のような道があったので行ってみました。
先ほどのきりたっぷ岬より、こちらのきりたっぷ岬の方が立派でした。
人がいなくてこわいのですが、ここまで来たので行けるところまで行ってみます。
道はカモメの羽と糞だらけ。
カモメが近すぎてこわかったです。
あまりに堂々としていて、来てはいけないところに来てしまった感がものすごかった。
ここで行き止まり。碑がありましたが読めませんでした..
岩場とカモメと荒波
17時をまわったので、そろそろ宿に戻ります。
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☆☆ 2日目の夜 @ 霧多布 ☆☆
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宿に戻ると、ちょうど夕食の時間でした。
夕食は大広間
海の幸だらけ
申し訳なく思うのですがほとんど期待していなかったので、こんなにちゃんとした料理が出てくるとは予想していませんでした。
おいしかったです。☆☆☆
花咲ガニ、今回の旅で1杯目
初めて食べました。茹でたてのアツアツではなかったのがちょっと残念でしたが、おいしかったです。タラバほど大味ではなく、毛ガニよりも食べやすく、うまくバランスが取れてる感じ。
せっかくなので十勝ワインを飲んでみました。
厚岸から霧多布に来るまで坂が多くて疲れました。
PUB FUJIKOに行く気力もなく、ひと風呂浴びてアミノバイタルを飲んで早めに寝ました。
明日は霧多布より浜中に向かい、また花咲線に乗ります。
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☆☆ 3日目 根室半島 ☆☆
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今日は霧多布からJR花咲線の浜中駅まで自転車で走り、その後、根室までJRで移動し、また自転車に乗って根室半島を一周する予定です。
まずは大広間で朝食。☆☆☆
朝からしっかりいただきました。
食べて寝ただけですが、小ぎれいな感じのいい宿でした。
朝8時に旅館くりもとを出発。
宿の前にはセイコーマートがありました。
夏休み中にもかかわらず、町全体が閑散としていたのがなんとなく残念。
霧多布大橋を渡り、太平洋シーサイドラインに戻ります。
水面にコンブ?が見えました。
コンブを干していました。
太平洋シーサイドラインを浜中駅に向かって走ります。
右手は太平洋なので風はかなり強かったです。
悲しいかな、折りたたみ自転車ではまったくスピードが出ませんでした。
手前の山の上に塔のようなものが見えてきました。
別海方面に向かうので、ここで曲がります。
浜中の町に行くための上り坂。
今日も、朝から坂か...
先ほど、遠くから見えた塔
稼働していない風力発電の残骸でした。
再生エネルギーも、良い話ばかりではなさそう。
山を越えて「MO-TTOかぜて」というキャンプ場に到着。
上から見ると牛の形をしているようです。面白いけど、中を走っても分からなかった。
さすが北海道。
キャンプ場だけでなくパドックとかいろいろあるようですが、とにかく広い。
人は見かけませんでしたが、白毛のとてもきれいな犬(サモエド?)に吠えられました。
街灯にも牛の顔が。
こういうところにも面白い工夫が見られますが、とにかく人が来ないとね..
太陽光発電
ちょっと無防備な感じがしますが、よく見かけました。
9時すぎに浜中市街に到着。
街の中心
店が無いです...
立ち寄るところも無さそうだったので、まっすぐ浜中駅に向かいました。
ルパンバスが停まっていました。
浜中町とルパンの関係がようやく分かりました。
でも、ルパンでおすのもちょっと無理があるよなぁ...
ルパンバス
行く先々で思うのですが北海道は観光資源を活かしきれていない気がします。
浜中駅で自転車を輪行バッグにしまい、時間をつぶします。
ここにもルパン。
窓口には昭和の不二子
9時42分発の根室行きに乗ります。
浜中町にはタカナシ乳業の工場があるそうです。
サンマのつかみどり
残念ながらさんまを食べるチャンスはありませんでした。
駅のホームには誰もいませんでしたが、昔はどんな感じだったのでしょうね。
根室行きの列車がやって来ました。
浜中駅で列車から降りたのは一人だけ。寂しいですね。
列車前方の空きスペースに自転車を置き、輪行バッグの肩紐を手すりに固定しました。
はったうし駅
べっとが駅
雨風がしのげれば、もう何でもいいって感じですね。
こんぶもり駅
ずっと列車前方を見ていましたが飽きませんでした。
途中はこんな光景でした。
列車の運行表
根室まで行かずに花咲駅で降ります。
無人駅から無人駅までの乗車なので、運賃は降りる時に運賃箱に払います。
花咲駅で降りました。列車は行ってしまいました。
花咲駅で自転車を組み立てます。
ここで降りた目的は花咲ガニです!
Google Mapには花咲駅から花咲港へ近道が出ていたのですが、見つけることができませんでした。
少し遠回りになりましたが、大きな道に沿って花咲港へ向かうことにしました。
花咲港手前の急坂
帰りはここをのぼると思うと、少し嫌になりました。
急坂をくだりきったところに花咲港がありました。
サンマ漁船がたくさん泊まっていました。
まだ11時ですが、早速、花咲ガニの店に行きたいと思います。
前もってネットで調べて、花咲港の大八という店に行こうと決めていました。
すぐに見つかりました。
もっとたくさんカニの店が並んでいると思ったのですが...
大八に入ります。
11時半ですが、先客は地元のおじさん二人だけでした。
店の外に、すでに茹でてあるカニが並べられていました。量り売りです。
昨日の夜も一人で食べきるのに苦労したので、一番小さいカニをお願いしました。
もっと、大きなカニにしておけば良かったと、後で後悔しました。
まず、おばちゃんがざっと殻をむいてくれて、ハサミの入れ方と食べ方を教えてくれました。
ふんどしも美味しいからね、と。
これで1,800円。
すでに茹でたものを作り置きかぁ、何の飾り気もないな、、と食べる前には思ったのですが、めちゃめちゃおいしかったです。ここまで来たかいがありました。
また食べに来たいです!☆☆☆☆☆
花咲の町を散策、と思ったのですが、立ち寄るところもあまり無さそうでした。
町のはしばしに、ロシア語で何か書いてありました。
なんとなく、ムネオハウスってこんな感じなのかと思いました。
バス停にもロシア語表記がありました。
花咲港から道道310号線に戻って、花咲線と並行しながら根室方面に向かいます。
根室半島を一周するので、根室市街に入る前に右に曲がって海に向かいました。
航空自衛隊の基地がありました。
ここにもロシア語が、、、
もうすぐ海というところで、ここから先は私有地・立入禁止でした。
仕方がないので、少し遠回りでしたが海に続く道を探して坂を下っていきます。
道も舗装されていない、なんかへんぴなところに入り込んでしまいました。
道なりにずっと進むと、原野の中に建物が見えてきました。
太平洋戦争中に作られた、根室桂木地区のトーチカでした。
根室半島にはまだいくつか残っているようです
これは貴重なものを見ることができました。
今だから言えるのですが、こんなところにトーチカを作って実戦で役に立つと思ったのかな...
まわりはかなり繁っていたので、近づく気にはなれませんでした。
車も通らず人気もなかったので、ちょっと怖かったです。
さっきの立入禁止の採石場の出口
後ろを振り返るとこんな感じ。
ちょっとやばそうな場所でした。
原野の中を道なりに進みます。
左手に湖がありました。
廃棄物の中間処分場
模型・ラジコンの飛行場
誰もいませんでした。別にここでなくても飛ばせるような気もしますが。
道道35号線に合流。納沙布岬に向かいます。
しばらく走ると、また遠くに根室友知地区のトーチカが見えました。
こちらは道路から随分離れているので、カメラをズームしています。
こんな道をひたすら走ります。
フラリのバス停
フラリってなんでしょう?
歯舞の町まで来ました。
セイコーマートがあったのでメロンモナカアイスを食べました。☆☆
サトちゃんとケロちゃん
日本最東端の中学校
歯舞漁港に寄ってみましたが、やはり食べるところはありませんでした。
向こうの堤防に、たくさんの鳥がとまっていました。
コンパクトな風力発電機を発見
遠くに納沙布岬のタワーが見えてきました。
本土最東端ガラナ
根室半島にて、なぜかレインボーフラッグ
廃校となった学校がありました。
珸瑤瑁(ごようまい)小学校
寂しい光景ですね。
納沙布岬に近づいてきました。
納沙布岬に到着。
マッドマックスみたいなバイクも来てました。
本土最東端まで来ました。
根室といえば北方領土
たくさんの碑がありました。
望郷の家 北方館
ガイドブックで、北方領土に関する展示があることは知っていました。
北方館の中に入ってみました。
展示物はものすごい充実しています。
地図も多く、分かりやすいです。
ただの地図ではなく、住居表示図もありました。
本当に日本人が住んでいたんだなと思いました。
こうして見ると、北海道からめちゃめちゃ近いです。
たまに漁船が拿捕されるニュースを聞きますが、これはひどいですね。
テレビ望遠鏡がありました。これは良く考えましたね。
向かいの島のロシアの軍事施設のようなものが見えました。
ロシア軍だらけ
すごい資料です。
一つ一つ読んでいられないので、写真を撮りました。
こうやって改めて近代日本の歴史を眺めてみると、昔からロシアとは取ったり取られたり、友人にはなり得ないわけですね。
ゆるキャラのエリカちゃん
国民の認識が失われつつある中、なりふり構わずという感じです。
8,720万人の署名ってすごいのですが、どう考えても四島返還は無理じゃないかな。
おみやげ屋が数軒ありました。
国後島?
うっすらと、山が見えました。
ロシアの監視艇?
巨大なオブジェがありました。
税金のつっこみ方がすごいです。
詩とか鐘とか、たくさんありました。
北方領土って国際政治の話だと思っていましたが、北方館の外に出てみると感情に訴えるものが多すぎて、ちょっとひきました。
巨大なオブジェの前にある駐車場、目の前にオーロラタワー
今日は8/25、火曜日ですが、観光客はまばらですね。
北方館に別れを告げて、そろそろ根室市街に向かいます。
オーロラタワーには登りませんでしたが、観光客、いなさすぎです。
旧称は笹川記念平和の塔、だそうです。
近づいて見てみると、随分荒れていました。
たくさん荷物を積んだ自転車とすれ違いました。
軟弱な私とは違って、すごいですね。
こんな景色の中を走ってきました。
国後島の羅臼山?が右手に見えました。
牛の放し飼い
自転車を停めると、目が合いました。
左手は緩やかな丘陵になっています。
ひたすら進みますが、根室半島の南側と違って、北側には集落や店がまったくありません。
放し飼いの馬もいました。
馬が親子で寝ていました。
北方原生花園
花園というから花畑を想像していたのですが...
中に入ることができたので、行けるところまで行ってみようと思ったのですが..
恐くて先に進めませんでした。
トイレが使えなかったのはちょっとショック
根室半島チャシ跡群
自転車を停めて、立ち寄ってみることにしました。
と思ったら、立入禁止でした。
どこもやる気がなさすぎて、笑っちゃいました。
根室市街に近づいてきました。
たくさんの氷が見えましたが、中には魚が冷やされているのでしょう。
移動スーパー発見
17時頃に本日の宿、照月旅館に到着。
まだ明るいうちに到着できて良かったです。
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☆☆ 3日目の夜 @ 根室 ☆☆
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かなりクラシックな建物
部屋は2階でした。
階段はちょっと急です。
う~ん、この雰囲気
なぜか嫌な昔を思い出してしまう...
私の部屋
なぜか廊下に剥製が置いてありました。
これはちょっと受け付けない人もいるかも。
窓を開けるとこんな光景
風呂からあがると、晩ごはんでした。
部屋食でした。すごい品数。
【月膳】調理長快心の特別膳☆根室の海鮮満喫プラン、です。☆☆
花咲ガニ
今回の旅で3杯目でしたが、一番残念な花咲ガニでした。茹でてから時間が経ちすぎ。今朝、花咲港で茹でたてを食べてしまったので、違いは歴然。パサパサしてがっかり。
キンキ
まあ、おいしかったです。
うにの茶碗蒸し
う~ん
一品一品、手が込んでいるのは分かるのですが、食べてみると思ったほどの感動はなかったです。なんとなく、全体的に残念。
かにみそ
しっかり、ふんどしも食べました。
いまいち消化不良だったので、もう20時ですが、自転車で街に繰り出してみました。
宿のすぐそばに繁華街がありました。
でも、客もいないし、呼び込みもいません。
ネオンだけが煌々と光り輝いていました。とても明るかったです。
う~ん、不思議な光景。
根室といえば花まる
本店に来てみました。
途中、イオンの前で不良にじろじろ見られて怖かったです。
時間が遅かったこともあり、待たずに入れました。
とりあえず、本日のおすすめからいくつか選んで注文します。
10分待っても注文した寿司が来ないので、仕方がなく、回っている寿司を取りました。
店内も閑散としており、やや乾いていましたが、ほや、おいしかったです。
待てども来ないので、カウンターの中の職人に「まだですか?」と聞いてみたところ、「は?注文受けてないよ」と逆ギレされました。もう一人の職人が注文を受けたことを思い出し、放置されていた注文票を見つけ、1分足らずで4皿出てきました...
3万人の町でこのホスピタリティとは。花まるも天狗になっちゃったのかな。
寿司に罪はないので、おいしくいただきましたが、これ以上頼む気にはなれませんでした。
宿に戻って部屋に入ると、さっきのネオンが不気味な感じで窓を照らしています。
廊下狭すぎ.. 夜、トイレに行くのが怖かったです。
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☆☆ 4日目 根室~釧路 ☆☆
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今日は、北海道最終日です。
釧路空港から飛行機で東京に帰ります。
今日の最高気温は22度
8月なのに、気温があがりません。
最低気温は9.4度でした。
8月で10度を下回るのは、特に自転車にはちょっと厳しいです。
1階の食堂で朝ごはん☆☆
根室のさんま
朝から丸ごと出てくるとは想定外。でも、食べることができて良かったです。
8:22根室発の花咲線に乗るので、早めにチェックアウトして出発しました。
少しだけ時間があったので、根室港に寄りました。
海上保安庁の巡視船が泊まっていました。
そういえば根室も国境沿いの町でした。
道警の船も泊まっていました。
港から見える島に祠がありました。
そろそろ根室駅に向かいます。
昔の倉庫
ロシア語の地図
リンドバーグって根室に寄ったのですね。
サツドラ
返せ!北方領土
根室駅に到着。
駅前にかにの店がありました。
花咲ガニ、もう一回食べたかったな。
自転車をたたんで駅に入りました。
日本最東端有人の駅
後ろの列車は、行き止まりの線路に停まっていた列車です。
8:22に定刻通り出発。
さようなら根室
さようなら~
ディーゼルカーの運転席
列車の最後尾に立って、流れる車窓を眺めていました。
あっとこ駅
立ちっぱなしで疲れたので、席に座って駅で買った新聞を読みました。
全国学力テストの県別の結果が出ていました。
北海道も沖縄もがんばれ!
テレビとゲーム、1日4時間以上やる時間があることが羨ましい。
あねべつ駅
また列車の最後尾に立って、車窓を眺めました。
浜中駅でルパンバス再び
厚岸湖に沿って走っていきます。
北海道の光景って素晴らしいと思いました。
根室からは海沿いの線路ですが、釧路の手前で3つほどトンネルがありました。
10:45に釧路に到着
ちょうどノロッコ号が停まっていました。
DE15ノロッコ仕様、カッコいいです。
乗ろうと考えていたのですが、やはり自転車持っては無理でしたね。
釧路沖には海底炭鉱があるそうです。
釧路駅で下車しました。
折りたたんだまま運ぶのはキツイので、自転車を組み立てました。
夜の釧路駅は寂しかったのですが、さすがに昼は活気があります。
自転車で和商市場まで来ました。
釧路駅から5分もかからない距離でした。
観光名所の一つですが、空いているスペースもいくつかあります。
中はこんな感じでした。
思ったほど、肉肉、魚魚していませんでした。乾物系が多い印象。
ラーメンを食べようと思っていたので、道路を挟んで和商市場の向かいにある、くしろ丹頂市場にやってきました。
奥のほうにラーメン屋がありました。
ここです。魚一
釧路に来たらあさりラーメンを食べようと心に決めていたのですが、メニューがたくさんあって悩みました。
アサリラーメンの魚醤スープ☆☆
魚で作った醤油?
1000円オーバーにしてはさしたる感動もなく...
こちらでもカニを売っていました。
ここで食べても良かったかも。
なんとなく消化不良気味なので、和商市場に戻って、寿司を食べました。
鶴にぎり、2100円☆☆
何か物足りない...
たこの卵
正直、よくわからなかったです。
最後に和商市場でおみやげを買いました。
自転車に乗って釧路駅に戻りました。
またJRに乗ります。
根室本線 白糠行き
今回、列車に乗るのはこれが最後です。
3つ先の大楽毛まで行きます。
途中、貨物駅がありました。
東京ではあまり見かけることがないので、機関車の写真を撮ってみたかったです。
おたのしけに到着。
これで鉄道の旅もおしまい。
跨線橋を渡って駅舎に向かいます。
さようなら~
駅のトイレに入りました。
まさに便所の落書き、これを書いている男子学生の姿を想像してしまいました。
おたのしけ駅の駅舎
ここから空港まで自転車に乗っていきます。
ハクセイ専門店....
まりも店....
あちこちで、まりも押しですね。
まりも国道を走りますが、路側帯の道が悪い上に車が多く、かなり怖かったです。
なんと、たまごの自動販売機
TKGって、卵かけご飯?
奥にあるのが自動販売機
本当に、卵が入ってる...
自販機の裏に有人のショップもありました。
横には鶏舎
空港に向かって進むと、射撃場がありました。
どんなところか見てみたかったのですが、ものものしい警告があったのでやめておきました。
まりも国道を左に折れて、空港に向かいます。
さようなら、釧路。
釧路空港はちょっとした山の上にあるので、こんな上りがずーっと続きます。
かなりしんどかったです。
あまりにノロノロ走っていたので気がついたのですが、きれいに植樹されていました。
釧路空港を出発してすぐに見たタンチョウを横目で見ながら坂を上っていきます。
釧路空港に到着
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